11月21日(日)
こんなことがあるのだろうか。
思わずそうつぶやいた。
空を見上げると、雲ひとつない青空。
まさに、あの御開帳の日と同じだ。
4月25日のことは、まだ昨日のことのように思い出される。
境内をうめつくされた1000人以上の人。
あの熱気。
あれから半年が経った。
僕たちの前に姿を現わされた御本尊大日如来さまのお厨子のお扉は、ついに閉じられた。
役員、御詠歌隊の130名に見守られ、名残惜しくもひそやかにその儀式を終えた。
御閉帳の記念に、膳の綱にみなさんのお名前を書いていただき奉納した。
そう、50年後の未来に 想いを託して・・・
御閉帳法要おつとめ
一心に拝む方々
御詠歌隊による「天地のまこと」
御詠歌隊なしには善住寺は成り立たない
四国からわざわざ来て下さった親類
50年後に託される想い
次の御開帳の時には
もう誰もがいないだろう。
それでも想いは、きっと届く。
たとえ明日死ぬとわかっていても、
私たちはりんごの木を植えるだろう。
午後からは寺族の奥様方による舞踊奉納
タイムカプセルである膳の綱に、連名していただく。
ありがとうございました。
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山地 弘純
住職
真言宗のお寺『善住寺』の住職。瞑想誘導、心の相談、陰陽統合セッション、カウンセリングなど心の寺子屋としての活動に力を入れる。夏休みの寺子屋体験、春休みのお遍路体験など、子供たちの集まる企画も大人気。大人も子供も笑顔をいっぱいに表現できるフィールドとしてお寺を活用していくべく邁進中。ブログは自己の気づきを綴る中に、生き方のヒントとして発信している。
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